どうしようもないことで悩む部下に
デキる上司が伝える「3つのアドバイス」

 そんな彼らに伝えるべきことは、「考えても無駄なことに、時間を使うのは無駄」ということです。

 考える時間もそうですが、そもそもの脳みその使いどころとしても無駄です。

 そんなことを考えて何時間も思い悩むくらいなら、仕事なんて放りだして映画でも見に行く方がマシです。

 そんな若手社員へのアドバイスは、次の3つです。

1. 過去ではなく未来を見よう

 1つめのアドバイスは、未来志向です。

 これまでに起こってしまったことに囚われないようにする。そして、これから先に何ができるのか、を考える。

 つまり、問題解決型の考え方です。

 くよくよしないで、前を向いて、今起こっていることを「より良い方向」の変化させるための行動を探します。

 例えば、スケジュールが遅延したのなら、新しいスケジュールを引きましょう。

 そして、それが遅延しないために必要なことを洗い出して、お客様を含む周囲に伝えます。

 また、その際に「何が起こったら、また遅れるのか」を明確にしておくことが大切です。
「今後も変更依頼が続くようなら、このスケジュールも順守できません」ということを、お客さまにも認識してもらうべきです。

 過去の変更依頼を責めるのではなく、今後のスケジュール順守のための協力関係を作りにいくわけです。

2. 気分転換をしよう

 2つめのアドバイスは、気分転換です。

 人間の感情は、身体活動と大きく結びついています。

 薄暗い部屋に長時間一人座っていたら、内向きになり、ネガティブな感情を持ってしまうのも無理ありません。

 例えば、コーヒーを飲む、温かいお茶を飲む、などのシンプルな行為でも、気分は変わります。煮詰まった会議の場に、チョコレート菓子などを持ち込むのも、同じ考え方です。

 コーヒーやお茶の良いところは、それを淹れる、取りに行く、買いに行くという行為が、体を動かすことにつながる点です。