気分転換には、軽く体を動かすのが効果的です。欲を言えば、腕立て伏せやスクワットなどの大きな筋肉を少し動かすと良いです。もしも時間と環境が許すなら、ジョギングは非常におすすめです。

「ちょっとコーヒーでも飲んでから、続きを考えようか」

「少し気分転換に、一緒にコンビニまで買い出しに行かないか」

 など、自分ではどうしようもないことに囚われている人に対しては、まずは頭をスッキリさせて、改めて問題に向き合うように仕向けましょう。

3. 他責と自責を切り分けよう

 3点目は「ポジティブな他責思考」です。

 基本的には、他責思考はあまり良いものではありません。全てを他人のせいにしてしまうと、物事は改善されませんし、今後も同様の問題が起こり続けてしまいます。

 とはいえ、なんでもかんでも自責にするのも良くないことです。要するに、バランスの問題です。

 どうしようもないことで悩んでいるタイプの人は、自責思考型であることが多いでしょう。

 なんとかしないといけない、より良い形にしないといけない、そういう気持ちがあるから、目の前の物事に対して困っているわけです。

 しかし、自分でコントロールできないことに対して、自分の責任で何とかするというのも難しい話です。

 そこで、「これは、自分のせいではない」と、「一旦、他責にしてしまう」というアプローチが有効になってきます。

 言うまでもなく、最後まで他責のままでは問題は解決しませんが、現在の状況を自分自身と切り離すことにより、客観的に物事を捉える効果が得られます。

 現状を正しく認識した上で、解決策を探りにいく。

 そのようにガイドしてあげましょう。

 日々、仕事に取り組んでいると、どうしても視野が狭くなります。

 上司、先輩という立場から、そういう状況にある若手を見つけた際には、「視野を広げる」「問題を一段高いところから捉える」などを意識してアドバイスしましょう。

 問題だ、課題だ、と本人が強く思い込んでいることは、実は、その若手の力ではどうしようもないことだったりするものなのです。