具体的には、朝起きてから身支度や朝ごはんを準備することへの億劫感を訴えているわけですから、「朝起きたら、あのおいしいパンが食べられる」といったご褒美を用意してとりかかりをよくするのが自己報酬マネジメントです。自分で自分のご褒美を設定して、やる気を起こすわけです。
また、「身支度の億劫感を少しでも減らすために、夜寝る前に明日着ていく服を準備しておく」「仕事の日の持ち物を1カ所にまとめる」といった物理的な工夫をしてもらいます。
次に、「計画立て」でつまずいた部下には、計画を立てることで安心感が得られることや、上司としても進捗を管理しやすくなるので助かることなどを伝えた上で、タスクの全体像が見えているかどうか、完璧主義から壮大すぎるゴールを描いていないかを確認します。
また、タスクの見積もりが甘くないか(時間処理障害)――タイムログをとって、それに基づいて計画を立てるといいことなども助言します。
『なぜあの人は時間を守れないのか』(中島美鈴、PHP研究所)
次が「進捗気にして」です。ここでつまずいた部下には、ゴールを意識して取り組んでいるか、時計を意識して取り組んでいるか、間に合いそうにないときには計画を見直すことも必要であること、その場合、省略していい部分や重要な部分はどこか見極められるのか、自分のひとりよがりの価値観で自己判断していないかなども確認します。仕事の中でも、没頭し過ぎてしまう(過集中を起こしてしまう)ことはないかについても尋ねます。







