写真:ワルシャワワルシャワの広場 Photo:PIXTA

予算30万円~
ポーランド・ワルシャワ&クラフク

 最後に紹介するのはポーランドの首都ワルシャワと古都クラフクだ。ポーランドは列強に国を分割され、ロシア帝国やナチスによる厳しい統治にさらされた。しかし中世には東欧一の大国として栄えた歴史もある。両都市とも美しい街並みで歴史地区は世界遺産に登録されている。

 日本人には聞きなれないクラフクは、ワルシャワから高速鉄道に乗って約2時間半。ゴシック様式の聖マリア教会や歴代ポーランド王の住まいだったヴァヴェル城、宮殿などが主な見どころ。アウシュビッツの見学に行くのも、クラフクからバスで行くのが便利だ。歴史好きにはぴったりの旅になるだろう。

 5月は暑すぎず寒すぎず、広場や公園には花が咲き乱れるベストシーズン。また、ドイツやオーストリア、ロシアなど周辺諸国の多様な文化を受け入れたグルメも楽しめる。

「ピエロギ」という水餃子のような名物料理や、ベーグルの元祖といわれる「オブヴァジャネック」、酸味の効いたスープ「ジュレック」など、日本人が知る西洋料理とは違ってユニークだ。

 日本からポーランドは遠いが、GW後半なら乗り継ぎ便で往復20万円以下、直行便でも30万円以下のフライトが残っている。ヨーロッパの他の都市に比べれば安い。

 ポーランドはユーロ圏ではないので円安ユーロ高の影響を受けず、物価も安め。ホテルは3つ星~4つ星クラスで1泊1.5万円~2万円ほど。現地での交通費や食費などを含めて予算は1人あたり30万円~40万円ほど見積もっておこう。パッケージツアーを上手く使うのもいいだろう。

写真:ヴァヴェル城クラフクのヴァヴェル城 Photo:PIXTA
写真:料理,ピエロギ餃子のようなピエロギ Photo:PIXTA
写真:スープ,ジュレック伝統的なスープのジュレック Photo:PIXTA