中国の「棉花娃娃」って何?
海外でも広がりを見せる「ぬい活」
また、「棉花娃娃」(中国語で「綿のぬいぐるみ」くらいの意味)というのも中国(および韓国)では盛んなようで、これはオリジナルのぬいぐるみや人気アイドルのぬいぐるみをオーダーメイドで作成するものである。
結構深そうな沼で少し調べた程度ではその全容はつかみきれなかったが、日本国内から中国の工場に作成を依頼するユーザーもいるようである。
さらにぬい撮りに似た文化は欧米でも広がりを見せ始めている。Instagramでぬい撮りを投稿している人気アカウントが複数ある。
国内のぬい撮りや欧米の「ぬい撮りのようなもの」はそれぞれいつ頃始まったのか定かではないので相互の影響は不明だが、参考にフォロワー30万人の@llamawithnodrama(米国)というアカウントは利用開始日が2016年3月となっているから、少なくともその頃からぬい撮りの潮流は発生していたようである。
欧米ではぬいぐるみはメンタルヘルスケアの文脈で語られる機会が多そうなので、日本に比べて推し活要素は薄まるが、ぬい活と同種のトレンドが世界的に発生している点は興味深い。
初見だと不思議にも思えるぬい活だが、気に入ったものをそばにおいて満足するという行為自体は新しいものではなく、人間が昔からしてきたことである。
ただ現代ではその趣向がより丁寧に掘り下げられ、「ぬい活」として可視化されるようになった。そして安心して感情を預けられる対象として「ぬい」が求められている。ぬい活はそうした現代的な癒しのあり方を象徴するものといえるだろう。







