トラックヤードまでの運搬は
新開発した無人搬送車
はこビュンの提供主体はJR東日本グループの「ジェイアール東日本物流」だが、積み降ろし作業は同車両清掃会社の「JR東日本テクノハートTESSEI」が担当する。列車が往来する車両基地内の作業になるため、車両清掃で実績のあるTESSEIに白羽の矢が立った形だ。
車両から降ろした大量の荷物をトラックヤードまで運ぶのが今回、新たに開発したAGV(無人搬送車)だ。手押し台車にタイヤとセンサー類を付けたような無骨なデザインだが、台車6台(最大40箱)、最大1トンの荷物を牽引できるパワーがある。
そして名前の通りAGVはホームからトラックヤードまで、周辺映像と走行ガイド(画像足元の白線)や一時停止箇所のサインをセンサーで認識しながら完全自動で走行する。制御装置は市販のスマホを使用しており、安価に省力化を実現した。
ホーム上を走行するAGV(筆者撮影)
走行経路には直角に曲がる箇所やスロープもあるが、建物内は目算で時速4キロ、構内道路は時速6キロ程度で走行する。走行は想像以上にスムーズで、早歩きでなければ追い付けないほどだった。AGVは東京新幹線車両センターに4台、盛岡に3台導入され、1台のAGVが1両分の荷物を3~4往復で運搬する。
構内道路を走行するAGV(筆者撮影)







