春と秋が消えた「二季」のいま、なんだか調子が出ないこと、ありますよね。そんないま大きな注目を集めているのが「薬膳」です。でも「薬膳ってまずそう」「めんどくさそう」と思っていませんか? 『あした元気になれる二十四節気の薬膳カレンダー』(ダイヤモンド社)では、伝統的な薬膳の知恵を現代のライフスタイルに落とし込み、誰でも気軽に試せる身近な食材を使った食べ方を提案。地球温暖化があっても変わらない、太陽の動きに合わせた暦「二十四節気」を軸に、季節ごとの食の知恵を紹介していきます。

冷ややっこPhoto: Adobe Stock

ゆらぎ肌には、シンプルな食材を

 春分の頃の肌は、花粉、黄砂、乾いた風、化学物質などの外的刺激を受けやすい季節。

 指先まで乾きやすく、爪のかさつきが気になる人も増えます。

 環境変化のストレスで緊張も重なり、昨日は平気でも、今日はべたつきや乾燥が気になるといった「ゆらぎ肌」が起こりやすくなります。

 そんな「ゆらぎ肌」には、ケアを増やすより、肌が慣れたいつものケアに、うるおいを与える食材や良質な油分を含んだ食材をプラスしてみましょう。内側から満たすことで肌だけでなく爪の潤いも守れます。体にやさしい食材選びで、ゆらぎを整えるのがおすすめです。

春分の「美」を整える食材
 ▼トマト…強い抗酸化作用で紫外線などの外的刺激から肌を守る
 ▼豆腐…うるおいを補いながら、余分な熱を冷まして肌を整える
 ▼アーモンド…良質な油分でうるおいを与え、乾燥を防ぐ
 ▼黒ごま…「肝」と「血」を養い、爪のツヤ、しなやかさを助ける

冷ややっこ
 豆腐は、余分な熱をやさしく逃がし、ゆらぎ肌を整える助けになります。ただし、冷たいままだと体を冷やしすぎることも。しょうがやねぎの薬味でバランスよく。すり黒ごまをひと振りするとうるおいを補い、爪の乾きにも◎。

コンビニの豆腐バー
 忙しい日や、調理をする余裕がない日には、コンビニの豆腐バーが便利。
 おやつ替わりに一本食べるだけでも、春分の肌にうれしい“うるおい補給”ができます。

素焼きアーモンド、素焼きミックスナッツ
 肌を守るためには、良質な油分も欠かせません。
 ただし、揚げ物や酸化した油は逆効果になりやすいもの。
 その点、「素焼き」に含まれる油分は、肌をやさしくうるおし、春の乾きに寄り添ってくれます。
 味つきではなく、「素焼き」を選ぶのが春分のポイントです。
 アーモンドのコクは、肌と爪のツヤを底上げしてくれます。

トマトのカプレーゼ
 トマトは春分の美肌代表食材。
 トマト、モッツァレラチーズ、オリーブオイルで、内側から整えます。
 抗酸化のサポートと良質な油が合わさり、春のゆらぎ肌を内側からやさしく支えてくれます。

豆腐とトマト、アーモンドのサラダ
 豆腐+トマト+アーモンドは、春分の“美肌三種の神器”。
 葉野菜と合わせ、砕いたアーモンドをトッピング。オリーブオイルと塩でシンプルに味つけするだけで、ゆらぎ肌をやさしく支えます。黒ごまをひと振りすると、爪のツヤ、うるおいにも心強いひと皿に。

※本稿は『あした元気になれる二十四節気の薬膳カレンダー』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。