珠理奈:でもメンバーはみんな優しくて、すごく若かったから、妹みたいにしてくれたんですけど。やっぱり他のファンの方からすると、例えば敦子さんのファンだったら、「あっちゃんからセンターを奪ったやつ」っていう見え方になっちゃうから、握手の時とか、メンバー全員で並んで握手する時に、握手しないで行っちゃうとか……。

淳:うわ、それを小学生の時に食らっちゃうの?

珠理奈:そうですね。いきなりそういう感じでデビューしました。

13年間第一線で活動し
ついに卒業を決意した理由

淳:俺は娘が2人いるんだけど、11歳の女の子が名のあるグループのお姉さんたちの中に入っていって、そのファンの人たちに握手を無視されるって聞いたら……。耐えられないね。メンタルケアみたいなことはどうしてたの?

珠理奈:でも負けず嫌いだったので、とにかく「いつかは応援してください!」みたいな感じで頑張って、その場では笑顔で乗り切って、楽屋に帰ってマネージャーさんの前で大泣きみたいな……。

淳:うわぁ。それは大変だったと思うな。

珠理奈:でもまぁ頑張ってグループ活動をしている中で、いろんな先輩方が卒業していくじゃないですか。特に最初、アンチになりやすかった前田敦子さんのファンの方が、敦子さんが卒業される時に、わざわざ私の個別握手会に来てくれて、「最初はアンチだったけど、今は応援するようになったし、あっちゃんが卒業した後、本当はAKBのファンも卒業しようと思ったけど珠理奈を応援します」って言ってくれたりとか。そういうことがあると、やっぱり続けてて良かったなって思いますね。

淳:もうアイドルの経験値としては、これ以上積めないくらいの場所で活動してきたわけじゃない?そこから卒業した後ってどういう感覚になるんですか?

珠理奈:うわ、どうだろう。でも「もう卒業したいな」と思った時から、2~3年ぐらいはそのままグループで頑張ってた気がします。