世界の富裕層たちが日本を訪れる最大の目的になっている「美食」。彼らが次に向かうのは、大都市ではなく「地方」だ。いま、土地の文化と食材が融合した“ローカルガストロノミー”が、世界から熱視線を集めている。話題の書『日本人の9割は知らない 世界の富裕層は日本で何を食べているのか? ―ガストロノミーツーリズム最前線』(柏原光太郎著)から、抜粋・再編集し、日本におけるガストロノミーツーリズム最前線を解説。いま注目されているお店やエリアを紹介していきます。
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地方の美食店探しの方法は、大都市とはまた違う
地方で美味しい店を探すのは、意外と難しいもの。大切なのは「自分に合う情報源」を見つけることです。それぞれの情報源についてポイントをお伝えします。
【食べログ】
大都市の店に比べて、地方の店はレビュー自体が少ないので「食べログ」の点数から名店を発見するのが難しいように思います。というのも、食べログは一定期間内のレビュー数が少ないと自動的に点数が下がる傾向があるため(※点数の換算形式については筆者自身は知りませんが、実際に中身を読むと★4以上のレビューが多いのに点数が3.2などということもよくあります)。
一般的には、点数3.5以上の店が注目されがちですが、実は3.0~3.3の店にこそ、隠れた名店が潜んでいます。名店の客は常連や高齢者が多く、ネットに書き込みをしないことが多いからです。
だからこそ、点数よりもレビューの中身、特に誰が書いたかに注目しましょう。自分と味の好みが似ているレビュアーを見つけ、その人が高く評価している店に行ってみると高い確率で満足できます。
【Googleマップ】
誰でも書けるぶん、点数よりも内容をしっかり読むことが大切。実際には飲食以外の要素(駐車場が狭い、混んでいた、店主がぶっきらぼうなど)で評価が下がることも多く、うのみにするのは危険です。点数よりも、レビューの具体性や書き手に注目しましょう。
【インスタグラム】
新店の情報収集に便利ですが、若年層向きの店が多く、話題性が先行しがちな面もあります。
【聞き込み】
料理人、生産者、メディアや自治体の職員など、地元に精通した人に尋ねてみましょう。
【その他 SNSや個人ブログ】
信頼できるSNS発信者を数人見つけ、その人たちが紹介するお店を辿ってみるのも手です。
点数よりも「誰がすすめているか」のほうが、食の満足度には大きく影響します。
※本記事は、『日本人の9割は知らない 世界の富裕層は日本で何を食べているのか? ―ガストロノミーツーリズム最前線』(柏原光太郎著・ダイヤモンド社刊)より、抜粋・編集したものです。






