信長「法と制度」vs義昭「人と慣習」~室町的政治の終わりの始まり
本圀寺の変後に制定された「殿中御掟」と「五カ条の条書」は、単なる規則ではなく、室町幕府の統治原理を転換しようとする試みでした。
すなわち、側近や私的関係に依存する政治から、法と制度に基づく統治への移行です。この方向性は、信長が目指した新たな政権像を明確に示しています。
しかしそれは将軍権威の在り方そのものを変える試みでもあり、結果的に義昭との対立を不可避なものにしてしまったのです。
『豊臣兄弟!』第13回より。木下小一郎長秀/豊臣秀長(左、演:仲野太賀)は、信長の命で慶(ちか)と結婚する (C)NHK
慶の父親は美濃三人衆の一人、安藤守就(演:田中哲司)という設定。美濃三人衆については連載第9回を (C)NHK
動画ではこの他、「室町時代の終わりっていつ?」「歴史の教科書は正しいわけじゃない」等の話題についてもお話しています。







