キャリアのマイナス要素を言語化して
その大きさを自己評価する
まずは「転職」の例です。
ここでは、法人営業職・マネジメント経験なしという前提でバランス・シートを作ってみます。
まず、「資産の部」欄に、あなたが転職後に企業に提供できそうな価値を、具体的な要素として入れていきます。
英語スキルやシステム運用経験といった具体的なスキル(ハードスキル)、客観的に目に見えるものではないが強みとして存在する分析能力やコミュニケーション能力(ソフトスキル)、そして、転職活動時にアピールできそうな経験・実績などを項目出ししていきます。
ついでに、その各々の項目がどのくらい大きな価値を持っているか、★5段階で自己評価して入れてみましょう。あくまで、自己評価で構いません。
続いて、「負債の部」です。
自分が提供できる価値の代わりに、企業側が支払わないといけないマイナス要素として挙げられるものを検討していきます。
先ほどの「資産の部」の作業だけだと、ほとんど「キャリアの棚卸」や「自己分析」と変わらないように思えますが、ポイントの1つは、この「負債の可視化」です。
転職活動時、ほとんどの人は「どうやって自己PRをすべきか」を中心に考えます。
しかし、より重要なのは、自分自身が抱えているマイナス要素=企業から見た採用決定上の懸念点までしっかり言語化して、その大きさを自己評価しておくことです。「負債」も、同様に☆5段階で評価してみましょう。
●「資産の部」は、企業があなたを採用したくなる理由
●「負債の部」は、企業があなたの採用を見送る理由
●「純資産」として残った☆の大きさが、転職成功の可能性
となります。
同書より転載 拡大画像表示







