毎日仕事に追われているだけで、全然前に進んでいる感じがしない。時間だけがすぎていくばかりで、自分だけが取り残されている気がする。「私の人生、このままでいいのか?」――そんなふうに人生を立ち止まりたくなった人におすすめなのが、書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)だ。本書の発売を記念して、Xフォロワー20万人超えのインフルエンサーで現役会社員のわびさんに「ポジティブになれる習慣」をテーマに話を伺った。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

人生がうまくいかないときに意識すべきこと・ベスト2Photo: Adobe Stock

「自分だけが取り残されている」ように感じるときは、どうすればいい?

人生の中で、停滞を感じたことは何度もありますし、今でもときどき感じることがあります。

物事が思うように進んでいない気がしたり、自分だけ取り残されているように思えたりする瞬間です。

そんなとき、私が意識していることは大きく2つあります。

1 自分の状態をよく知ること

1つ目は、「自分の状態をよく知ること」です。

これは『人生アップデート大全』の中にある「なぜあなたは停滞しているのか」という問いにも通じる考え方だと思います。

人生が下降しているように感じるときには、自分が一番大事にしていることをおろそかにしてしまっている場合が少なくありません。

本書にも書かれています。

「本当に大事なことを中心にして過ごしましょう。そうすれば、必然的に充実感は高まります。
なぜなら、人は「大切だと信じていることを大切にしたときに充実感があるから」です。
このことを専門的には「自己一致的(sefl-concordant)な目標」と言います。自分が大切だと思っている目標に沿って前進すると、充実感に結びつくのです。」――『人生アップデート大全』より

だから、もし停滞を感じたときは、「私は自分が本当に大切にしている価値観や生き方を、きちんと守れているだろうか」と確認します。

・大切な人との時間を第一優先で生きる
・仕事よりも自分の体調を優先する
・自分に嘘をつかない、など

もしそれが守れているのであれば、それは停滞ではないと自分に言い聞かせ、迷わず割り切るようにしています。

2 原点に帰る

停滞を感じているときに行うことのもう1つは、「原点に帰ること」です。

たとえば、自分の価値観を育ててくれた人に会ったり、思い出の場所を訪ねたりします。

私の場合は、自分が生まれ育った故郷に帰ることが多いです。

そこは、私の価値観を作ってくれた場所であり、かつて人生に絶望し、死に場所にしようとまで思った場所でもあります。

だからこそ、そこに立つと自分の原点を強く思い出し、「自分はどう生きたいのか」をもう一度見つめ直すことができます。

「停滞」は「幻」のようなもの。一番大切なものを守れていれば、着実に前に進んでいける

他人の価値観や社会の基準に影響されると、「自分なんて……」という気持ちになりがちです。

しかし、自分が一番大事にしていることを守れているのであれば、人生は確実に前に進んでいるはずです。

「停滞」は多くの場合、「実体のない幻」なのではないでしょうか。

もっとも、そんなことを言っている私自身も、まだまだ停滞を感じてしまいます。

だからこそ、他人基準になって自信をなくしそうなときは、「この停滞感は幻だ」と気づき、自分の大事なものを見失わないように生きていけたらいいなと思っています。

人は気づくと、他人基準で生きてしまいがちです。

『人生アップデート大全』には「他人から見た成功の基準」で生きるのではなく、「自分が本当にどうしたいのか」を基準に生きるる習慣をたくさん紹介しています。

自分の価値観を大切に、着実に前に進む。人生はちょっとずつアップデートできているはずです。

(本稿は『人生アップデート大全』に関する特別投稿です)

わび
Xフォロワー20万人超えの会社員
日常の気づきを語ったつぶやきが10万超えいいね!を連発するなど、ネットニュースでも話題の人物。自衛官時代の壮絶なパワハラ体験と人生を生き抜く知恵をまとめた『メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語る この世を生き抜く最強の技術』(ダイヤモンド社)は3万部突破のベストセラーに。著書に『人生から逃げない戦い方』(扶桑社)、『元幹部自衛官が教える メンタルが壊れない23の習慣』(朝日新聞出版)などがある。