
第4回となる「ダイヤモンドZAi NISA投信グランプリ2026」では、新NISAで買える好成績のアクティブ投資信託を表彰。「1.どれだけ上がったか(上昇力)、2.どんな時も下がらない(下がりにくさ)、3.ずっと優等生(成績の安定度)」の3つの基準による、完全な実力主義で評価。「個人投資家にとって本当にいい投資信託」にこだわっているのが特徴だ。全7部門のうち、「米国株部門」の受賞投資信託2本を紹介する。
インデックス投資信託の代替・補完としても注目!
厳格な基準をクリアした2本が光る
米国株は、代表的な指数であるS&P500の上昇率が非常に高い。百戦錬磨のプロが運用するアクティブ投信でも、S&P500に勝ち続けることは難しいとされている。
米国株部門では、「5年の上昇率で指数に勝つ」などの厳格な基準をクリアした投信が極めて限られた。それだけに、今回受賞に至った2本が光る。
S&P500や、米国株の比率が大きい全世界株指数は、ハイテクグロース株(成長株)の影響を強く受ける。受賞した2本はそれとは違う角度で勝負しながら、良好な実績を上げている。
インデックス投信を代替・補完する投信としても注目だ。
成長と配当の両取りで安定した好成績!
「キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ ICA」
◆最大下落率はマイナス3.6%と下がりにくさが際立つ!
◎どんな投信?
「成長」と「配当」の両方を重視した運用。米S&P500指数の平均配当利回りは約1%だが、組入銘柄全体でそれを上回ることを目指す。
ただし、単に配当利回りが高いだけの銘柄は、何らかの理由で株価が低迷しており、上昇につながらないケースが多い。そのため、利益成長に裏打ちされた「配当の成長性」を重視している。
最大の特徴は、8人のポートフォリオ・マネジャーによる分割運用だ。資金を分割して割り当て、各自が自分の裁量で成果に責任を負いながら運用している。「グロース株(成長株)に強い」、「配当利回り重視」など、この8人は異なる投資スタイルや得意分野を持つ。
結果として組入銘柄はバラエティ豊かな構成だ。上位には、エヌビディアやアルファベットなど典型的なハイテク成長株がある一方で、ブリティッシュ・アメリカン・タバコやフィリップ・モリス・インターナショナルなどの高配当銘柄も。
一方向に偏らず、相場環境に左右されにくい運用を目指している。
◎評価のポイント
目を引くのは、直近でMAGセブン*の比率がS&P500より約7ポイントも低いにもかかわらず、良好な成績を維持している点だ。
(1)上昇力は、3年・5年と中長期で優秀。特に5年の上昇率は、米国株部門において3位で、97.7点の高得点を獲得した。
特筆すべきは、(2)の下がりにくさ。最大下落率はマイナス3.6%で米国株の投信の中ではトップ級の小ささ。配当利回りを重視する運用が下値の堅さにつながっている。S&P500と同等以上の上昇を維持しながら、この底値の堅さは魅力だ。(3)の成績の安定度も優れており98.8点の高得点をマークした。
*MAGセブン…米国株市場を牽引する主要IT企業7社の総称。アルファベット(グーグル)、アマゾン、アップル、メタ(旧フェイスブック)、マイクロソフト、エヌビディア、テスラを指す。


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