なぜなら、「あれも役に立ちそう」「これもやったほうがいいかもしれない」とつい選択肢を増やしたくなってしまうからです。

 でも、選択肢が増えるほど、判断回数は増えて、セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク(CEN)は消耗。そのせいで、継続がラクにできるようになったとしても、判断ミスが増えて作業タイパが下がったり、誤った進路を選んでしまうこともあるでしょう。

 だからこそ、このタイミングで取り入れてほしいのが、「やらないことを決める」という発想です。「やらないこと」を決めると、CENは、

・それをやるか?やらないか?
・どうやってうまくやるか?

 といった細かな判断をしなくてよくなります。その結果、余った分のエネルギーを、本当に必要な行動に回せるようになります。だから、結果として、成果が上がりやすくなるんですね。

 というわけで、「もっと夢への行動に費やす時間がほしい」と感じるときは、次の質問に答えて、あなたにとって「やらなくていいこと」を見つけてみてください。

[質問1]やるたびに、気力や集中力が目に見えて減ることは何?
[質問2]やらなくても、実は大きな問題が起きないことは何?
[質問3][質問1・2]で浮かんできたそれは、「自分がやりたいこと」だろうか?それとも、「やったほうがよさそう」と思って続けてきただけだろうか?

 この3つの問いを通して出てきたものの中から、ひとつだけでいいので、こう書いてみてください。

「今月は、〇〇をやらない」

 たとえば、

・毎日SNSをチェックしない
・他人の進捗を無意識に追いかけない
・完璧に仕上げてから動こうとしない

 など。「今月は、〇〇をやらない」と書いたとき、未来の自分が笑っているところがイメージできれば、それはやらなくて大丈夫なこと。

 とりあえずいったん、やめてみましょう。これは、未来の自分のCENを、今の自分が助けてあげる行為です。