【100言語の達人が断言】語学が続かない人に共通する「たった1つの思い込み」スキマ時間やアプリを使って語学学習を習慣化する方法とは? Photo:PIXTA

実は、語学が上達する人ほど「頑張りすぎない」という共通点がある。100言語を習得した達人が、スキマ時間やアプリを使って学習を習慣化する方法を紹介しよう。※本稿は、言語学者の大山祐亮『勉強が止まらない!外国語を独学で極める技術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。

目先の進捗よりも
長期的な継続を優先しよう

 現代は何かと忙しい時代ですが、できる人はスキマ時間を有効活用していると言われています。語学学習においても、スキマ時間を利用することはもちろん有益です。ただし、スキマ時間の有効活用を習慣化するためには一定のコツが必要です。

 まず、習慣は一朝一夕で身につくものではないという事実を認めましょう。例えば、運動不足の状態から毎日3kmランニングする習慣をつけようと思ったら、まずは500mや1km程度から始める必要があります。そして、1km走っても筋肉痛にならなくなったら2km、それに慣れたら3kmと、無理のない状態から徐々に負荷を上げていくのが正着手です。

 勉強も同じで、最初はスキマ時間の中でさらに片手間でできるような軽いもの、例えばスマホアプリなどから始めるのがおすすめです。極端な話、本であれば最初のうちは「取り出して開く」でスキマ時間ひとつ、「読む」でもうひとつとしてもいいくらいです。

 スキマ時間の活用に慣れてきた後でも、億劫になってきたなと思ったらまた負荷を下げます。目先の進捗よりも長期的な継続を優先するのが勉強の原則です。また、まとまった時間が取れないからこそスキマ時間と呼ばれているわけですから、精読のような時間と集中を要するものではなく、単語暗記のような中途半端なところで中断してしまっても大丈夫なものをやりましょう。なるべく単純作業に近いものの方が良いです。