もう1つの観点が、社風の質です。正しい社風とは、「切磋琢磨」できる社風です。
あの人も頑張っているから自分も頑張ろうと思える。努力している人がきちんと評価される。そういう社風が組織には必要です。
能力の低いリーダーほど
和気あいあいを目指す
一方、「和気あいあい」を目指すリーダーがいますが、それは間違いです。和気あいあいが成り立つためには、一番足の遅い人にペースを合わせなければなりません。家族やサークル活動ならそれでもよいかもしれませんが、会社はパフォーマンスを出す場です。そうなると、組織全体の力が落ちてしまいます。
さらに問題なのは、能力の低いリーダーほど和気あいあいを目指す傾向があるということです。自分が置いていかれたくないからです。
すると、一見仲が良さそうでも、実際にはパフォーマンスが出ず、組織全体がたるんだ空気になってしまいます。経営者やリーダーは、目指すべき社風が何かをしっかり理解しておかなければなりません。
職場の空気の立て直しに近道はありません。まず経営者が自分を正し、会社の目的を明確にする。その上で、言葉ではなく働く人の具体的な行動を変え、切磋琢磨できる社風を目指して続けていく。組織は、そうした地道な積み重ねによってしか変わらないのです。







