「職場で敵を作らない人」は何が違うのか。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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職場で敵を作らない人がしていること
「なぜか、この人は敵を作らない」
同じ仕事をしていても、人間関係で絶対にトラブルを起こさない人がいる。
その違いは、性格でも気遣いでもない。
もっとシンプルな「頼み方」にある。
多くの人は、相手に仕事を頼むとき、無意識に「今すぐやる前提」で渡してしまう。
期限を切らなくても、空気や言い方で“急ぎ”を押しつけてしまう。
これが、静かにストレスを生み、やがて関係を悪くするものだ。
「後回しにしていい」という隙を与えよう
敵を作らない人は、「お願いした人に、後回しにしてもいいという隙」を与えている。
「何もかも緊急で行わなければいけない」という環境は、非常にストレスフルである。
ほとんどの人が、すべてのタスクを、できるだけ早く行うべき「緊急」のものであるかのように扱っている。このような生活はストレスがたまりやすい。人間は、つねに同じ速さでは動き続けられない。それに、すべてが緊急であるということは、何も緊急ではないのと同じである。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』よりつまり、敵を作らない人は、「すぐやらせる」のではなく、「後回しにできる余白」を渡している。
人は、コントロールされると反発するが、選択肢を与えられると、自分から動く。
すべてを急がせるほど、関係は消耗する。
だからこそ、あえて急がせない。
この一つの違いが、職場で敵を作るかどうかを分けている。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









