大手企業とベンチャー企業
特徴と違いを整理しよう

 実際は各企業によっても異なりますが、一般的な大手企業とベンチャー企業の違いについて解説します。

大手企業の特徴
・安定性が高く、福利厚生が充実している
・業務プロセスが確立されており、効率的に働ける
・研修や育成体制が整っている
・キャリアパスが明確
・ブランド力があり、社会的信用度が高い
・一つの案件に多くの人が関わる

ベンチャー企業の特徴
・自由度が高く、裁量権のある仕事ができる
・少人数体制のため、一人当たりの責任が大きい
・事業の成長スピードが速く、変化が激しい
・新しいことにチャレンジする機会が多い
・実績に応じた給与体系がある

ベンチャー企業
ステージ別の特徴とは?

 また、「ベンチャー企業」と一口に言っても、成長段階(ステージ)によって得られる経験は異なります。

シードフェーズ(従業員1〜10名程度)

 創業タイミングから創業者と近い距離で仕事をすることができ、事業のコアの価値やビジョンへの理解、正しい方向に事業を導ける力等を得ることができます。また、全員で何でもやっていかなければいけない事業フェーズのため、必要に応じて他職種としてのキャリアを歩むチャンスも多く、大きなキャリアチェンジが叶うのは、混沌としている事業フェーズならではです。

 ただし、事業が伸びることが前提となるため、入社前に事業の成長性の見極めが非常に重要となります。

アーリーフェーズ(従業員11〜50名程度)

 事業フェーズとして、創業者以外にリーダーが求められるタイミングになります。

 収益性の確立や業務の仕組み化に取り組めます。ピラミッド型の組織へと移行するタイミングであり、このタイミングでマネジメント経験を積むことによって、将来的に二階層、三階層といった事業全体のマネジメントを任されるような人材になれる可能性があります。

ミドルフェーズ(従業員50~200名程度)

 組織の拡大に伴い、マネージャーポジションが不足するため、若手でもマネジメント/リーダー職に挑戦しやすいフェーズです。

 また事業拡大に伴い、さまざまなセクションで人材が不足するため、複数の業務を任せたり、社内から生え抜きの人材を他セクションに異動させる動きも活発になります。パフォーマンス次第で新たな挑戦の切符が手に入るのがこのフェーズです。