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5月に入りました。ゴールデンウイークということで、いつもより長いお休みを過ごしている方も多いと思います。今回は、長期休暇の捉え方で「リーダーの仕事に対する姿勢」が見えるというお話です。(小宮コンサルタンツ代表 小宮一慶)

長期休暇はしっかり休もう
ただ、仕事への感度まで失ってはいけない

 長期休暇の過ごし方には、その人の仕事観やリーダーとしての姿勢が表れると、私は考えています。

 ゴールデンウイークのようにまとまった休みがあると、「この機会に仕事のことは忘れたい」と思う人もいるでしょう。肉体的にも精神的にも疲れを癒やしたいという気持ちは、自然なことです。

小宮一慶・小宮コンサルタンツ代表小宮一慶
小宮コンサルタンツ代表

 ただ、しっかり休むことはもちろん良いことですが、仕事への感度まで失ってしまってはいけません。

 松下幸之助さんは、著書『指導者の条件』(PHP研究所)の中で、指導者は「体は休息させたり、遊ばせたりしていてもいいが、心まで休ませ、遊んでいるということであってはならない」とおっしゃっています。この言葉は本質を突いていると思います。

 もちろん、休みの日に事務所へ出たり、現場へ行ったりして、普段通りに働けと言いたいのではありません。逆にそんなことをしてはいけません。

 体も環境も、いったん日常から離したほうがいい。その上で、まとまった休みには、普段なかなかできないことをするのがいいと思います。

 旅行に出かけるのもいいでしょうし、日々の細切れの時間では読めない大著をじっくり読むのもいい。普段は手が回らない書き物に取り組んでみるのもいいと思います。