3. 「スポーツジム」で体を鍛え、居場所を作る
これは私の個人的なおすすめですが、環境が許すならぜひスポーツジムに通ってみてください。私自身、ジムに通う生活を欠かさず続けています。家での筋トレは準備が面倒でなかなかやる気が起きませんが、ジムに通うと筋肉の衰えを防ぐ「メンテナンス」としての心地よさを知り、好きで続けられるようになります。
ジムなら筋トレだけでなく、ダンスなどのスタジオレッスンや有酸素運動もでき、お風呂やサウナも楽しめて、仲間もできます。自分の居場所がもう一つ増えるような感覚です。人間の老化は下半身の筋力の衰えから来ることが多いため、下半身を鍛えることはアンチエイジングや活力の維持にとても効果的です。
4. 先延ばしにせず「会いたい人に会う」
旅行とも関連しますが、「どうしても会っておきたい人」がいるなら、50代・60代のうちに会っておいてください。恩師、同級生、幼馴染など、連絡はつくし「会いたいな」と思っていても、日々の忙しさにかまけて後回しになっている人はいないでしょうか。
そのような人がいるなら、自ら連絡を取って会うべきです。お医者さんに止められていなければ、一緒にお酒を飲みながら友人と語り合う時間を持つのも素晴らしいことです。人に会うことも、美味しいものを食べることも、健康だからこそできる特権です。
5. 健康なうちに「食べたいものを食べる」
食べたいものを食べることも非常に大切です。例えば私の場合、少し贅沢ですが、1万円弱でシャンパンを飲みながらキャビアを3種類食べ比べできるお店に行ってみたいと思っています。「いつか行こう」ではなく、今年か来年中には実行するつもりです。なぜなら、病気でお酒を禁じられたり、倒れて食事ができなくなったりしたら、いくらお金があっても楽しめなくなってしまうからです。
人間、どれだけ繰り返しても飽きないことが2つあると私は思っています。それは「人と会うこと」と「美味しいものを食べること」です。他の遊びは案外飽きてしまうものですが、この2つは毎回新しい発見があり、飽きが来ません。
「タイムリミット」があると思って行動
少し長くなりましたが、最後にもう一度復習します。
2.新しい趣味、勉強
3.スポーツジムに通う
4.会いたい人に会う
5.食べたいものを食べる
50代以降は、自分のやりたいことを実行するために「タイムリミット」があると思って行動してください。健康が許す限り、これらをどんどん重ねていけばよいのです。この年代で「詰め込めるだけ詰め込む」くらいの勢いで行動すれば、後になって「もう少し◯◯しておけばよかった」と後悔することはきっとないはずです。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。



