日産独自三つの技術で実現した走り味
インテリアのデザインイメージは「プライベートラウンジ」。木目調パネルが落ち着いた雰囲気で、車内全体としては「アリア」のイメージに近い印象がある。
センターとメーターディスプレーは国内モデル初採用となる14.3インチの大型画面統一インターフェイスディスプレーとした。
後席は、まさにラウンジスペースだが、トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」と比べると派手さを控えて上質感を引き出している。
インテリアは上質なラウンジスペースをイメージさせる Photo:Nissan
走り出して最初に感じたのは、静粛性の高さだ。
車体構造を工夫し、風切り音を抑える高性能遮音ガラスや、ボディ各所に遮音材を効果的に配置するなど、車内外からのあらゆる音を徹底的に遮断することにこだわった。
その上で、モーター、インバータ、減速機、増速機、発電機を一体設計した第3世代e-POWERユニット全体の剛性が高まったことで振動を抑えている。
さらに、エンジン音とロードノイズを打ち消す新世代アクティブノイズコントロールを採用した。この機能の設定のオン・オフを切り替えることができるため実際に試してみたが、その効果がとても大きいことが分かった。
新型「エルグランド」のフロントフッドの内部。エンジンを発電機として使うe-POWERは第3世代 Photo by K.M.
続いて乗り心地だが、大きなうねりのある路面でも、ドライバーの視線が上下に大きくブレないフラットライド感がしっかりあるので、運転の疲れが少ない印象だ。
また、コース上にある排水溝などの上を通過する時にも、路面からの突き上げはほとんど感じない。
これは、ショックアブソーバーの減衰力を100分の1秒単位で電子制御する、次世代インテリジェント・ダイナミック・サスペンションの効果である。
加えて、四輪を制御するe-4ORCE(イーフォース)によって前後モーターのトルク配分を制御することが、フラットライドに貢献している。
このように、三つの日産独自技術の融合のバランスがとても良い。







