類似の調査として、「住みごこちのいい街」ランキングというものも幾つか公開されていますが、こちらは知名度や人気度だけではなく、

・治安の良さ
・子育て環境(保育園・学校・公園など)
・医療・福祉の充実
・物価や家賃のバランス
・コミュニティの雰囲気
・自然環境(緑の多さ・静かさ)

 など、実際にそのエリアの居住者が体感している街の利便性、快適性、生活の質とそれに基づく満足度が反映されたもの、と見ることができます。

住みたい街ランキングの
常連の街には共通点がある

 前出の3社の中では大東建託が「住みここちランキング」も発表しているのと、TV東京からも調査結果が公開されているので、あわせて図7にまとめてみました。

図7 住みたい街・住みごこちの良い街:ランキング(2025年)同書より転載 拡大画像表示

 人気がある街には、共通点がある首都圏での各社調査において、住みたい街として毎年上位にランクインする“常連”は、吉祥寺、みなとみらい、大宮などとなっています。

 図8は、この3つのエリアに休日の日中・14時台に集まっている人の詳細属性(編集部注/ドコモ会員をベースとしたData Management Platformに収録されているアンケート回答属性データと、街のイメージを組み合わせることにより、職業、年収、家族構成のようなデモグラフィックス特性や、興味・関心、趣味、価値観などのサイコグラフィックス特性など、各エリア滞在者の属性を推計したもの)を整理したものですが、思っていたより多くの共通点があることがわかります。

図8 住みたい街:来街者特性(2024年7月~2025年6月、休日、14時台)同書より転載 拡大画像表示