「前向き」で駐車しているクルマの
隣も要注意!

 次に避けたいのは、前進して駐車枠に入り、通路側にお尻を向けて停まっているクルマの隣です。

「前向き駐車」をしているクルマは、出庫する際に、バックしながら大きく切り返す必要があります。十分なスペースがあれば問題ないのですが、狭い駐車場では、切り返し操作の際に周囲のクルマと接触するリスクが伴います。

 接触トラブルという観点では、スライドドアを採用したミニバンにも要注意です。

 スライドドア方式のミニバンは、スイングドアのクルマに比べると、確かにドアパンチの可能性は低くなります。ただし、家族連れで利用しているケースも多く、荷物や子どもが不用意に車体へ接触し、思わぬトラブルを招いてしまう可能性もあります。

 では逆に、どういうクルマの隣なら、安心して停めることができるのでしょうか。

 一つの目安になるのは「ボディが綺麗に磨き上げられているクルマ」です。

 クルマに投資し、普段から洗車やメンテナンスを丁寧に行っているオーナーは、愛車にキズが付くことを嫌う可能性が高いと言えます。ドアの開閉や駐車操作を雑に行うとは考えにくく、隣に停めた際も安心感があります。

 しかしながら、「美しく磨き上げられた高級車」の中には、ボディサイズが大きい車種も少なくありません。相手方も接触には敏感なオーナーが多そうですが、こちら側も接触しないよう、ドアの開閉にはいつも以上の配慮が必要です。

 また高級車のオーナーは、接触や接近感知のアラームのあるセキュリティシステムをクルマに設置していることがあります。不用意な行動で大きな音を鳴らすことのないよう、注意しましょう。