“遊び”に全振り!
自由な生き方を楽しめるSUV「エレメント」

不評で生産終了→中古で人気爆発「大逆転したホンダ車」3選、時代がクルマに追いついた…!SUV「エレメント」 写真出典:本田技研工業(ホンダ)
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 まず紹介するのは、アメリカで開発・生産され、2003年4月に日本デビューしたSUVの「エレメント」です。

 この頃は、トヨタ自動車の「ハリアー」が1997年に登場したことをきっかけに、現在まで続く世界的なSUVブームが始まっていました。

 その流れの中でホンダが投入したのが、“遊び”に全振りしたクロスオーバーSUVのエレメントです。

 デザインモチーフとなったのは、アメリカのビーチに建てられた「ライフガードステーション」。ライフガードが海水浴客やサーファーを見守る小屋であり、ホンダはそれを「自由な生き方の象徴」と位置付けていたのです。

不評で生産終了→中古で人気爆発「大逆転したホンダ車」3選、時代がクルマに追いついた…!当時のホンダが発表したコンセプト 出典:本田技研工業(ホンダ)のニュースリリース
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 ボディサイズは全長4380mmと、現在でいえば少し大きめのコンパクトSUV程度ですが、全高は1780mmと、当時としてはかなり背の高い設計でした。

 さらに、後席側のドアには観音開きのサイドアクセスドアを採用。Bピラー(運転席・助手席と後席の間にある、ルーフを支えるための柱)をドア内部に組み込んだ「ピラーレス構造」も取り入れ、全てのドアを開けると圧倒的な開放感を味わえるのも特徴です。

 サイドアクセスドアの開口部は、高さが1140mm、幅が1550mmもあり、人の乗り降りだけでなく荷物の出し入れも楽に行えました。

 前後のシートはフルフラットにできるので、全てのドアを開けたままシートを倒し、ゴロンと横になれば、気持ちいい風を感じながら車内でくつろぐこともできたのです。

 その上、バックドアは上下2分割になっていて、アッパーゲートを開ければ荷物の落下を気にせず出し入れ可能。ロアゲートも開けると大人2人が腰掛けられます。その際、アッパーゲートが“ひさし”になり、雨や日差しを凌げるのも魅力でした。

不評で生産終了→中古で人気爆発「大逆転したホンダ車」3選、時代がクルマに追いついた…!「エレメント」のインテリア 写真出典:本田技研工業(ホンダ)
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