また、プライドが高いと自覚する方には、SNSはお勧めしません。よく「作家志望」を名乗るアカウントも見受けられますが、作家志望を名乗っていて作家になれない時間が長いと、プライドが高い人には辛いでしょう。
逆に、プライドが高くないのであれば(そしてメンタルが弱くなければ)、SNSだけでなく、リアルでも公言してしまうのがいいと思います。有言実行しなければとプレッシャーになり、努力に繋がります。作家志望と知った人からの助力もあるかもしれません。私はこのタイプでした。
社会人経験で得られる
作家としての武器
「何歳からでも」作家になれると書きましたが、例外があります。一部の天才を除けば、作家になる前に社会人を経験することを勧めます。
理由の1つ目。専業作家になる前に、兼業作家としてやっていくための基盤を築けるから。
理由の2つ目。いわゆるコミュニケーション能力を培うため。
意外かもしれませんが、作家にとってコミュニケーション能力は超重要です。小説は、編集者とのやりとりの中で出来上がります。執筆前は構想を編集者と打ち合わせて、執筆に入ってからは編集者からフィードバックを受け取ります。ここでコミュニケーション能力が重要なのは言うまでもありません。書店回りやサイン会など、書店員や読者と接する機会もあります。
会社員としてのコミュニケーションを苦にして作家を目指す人にとっては残念なお知らせですが、売れている作家ほどコミュニケーション能力が高い印象です。
作家の世界も他のビジネスと変わらないのです。別に陽キャである必要はありません。プライドもとい頑固さを捨てて、相手の求めていることと自分のやりたいこと・できることの一致点を見つけるビジネスコミュニケーションができれば充分です。
それでもやっぱりコミュニケーション能力は捨てて、筆一本に頼りたいという人へ。
覚悟があるならそれで構いません。ただ、険しい道です。よっぽどの作品を書かなくてはいけません。天才的な筆力を得るより、最低限のコミュニケーション能力を得る方が余程簡単です。それに、大谷翔平を見てください。世間で天才と思われている人だって、人間性で評価されています。作家の世界も同じです。







