面接で「エラそう」と評価される中高年がやりがちな「逆効果なNGアピール」とは? Photo:PIXTA
中高年の就活の最大の難関は「書類選考」と言われます。ところが、面接でも苦戦する、中高年がハマる落とし穴があります。自分ではそんなつもりが無くても、面接官には「こう見えている」といった中高年のイメージと対策を解説します。(シニアジョブ代表取締役 中島康恵)
中高年がハマる面接の罠
中高年の皆さんは面接に臨む時、どんなことに気をつけているだろうか?
長い社会人経験があり、さまざまな難局を乗り越え、今さらビジネスマナーでミスなどするわけがない……と思いきや、中高年が面接で採用担当から思わぬマイナス評価を受けることがある。
中高年自身は謙虚な姿勢で臨んだつもりでも、採用担当からは「この人、なんかエラそうだな」と思われている場合があるのだ。
なぜ、謙虚にしているつもりでも、真逆の印象を与えてしまうことがあるのか? 中高年は面接でどんなことに注意すればよいのだろうか?
勝手にエラそうだと思われるのは迷惑だが...
「目上の人」という言葉には、年齢が上の人の意味も、役職や地位が上の人の意味もどちらもある。日本では「年長者が偉い」という文化が根強く、中高年は年齢だけでも敬意を払われることが多い。最近まで年功序列が残っていた職場も多く、実際に高い役職を得ている割合も、若手より中高年が多い。
つまり、中高年自身が特別エラそうにしていなくても、年下の経営者や採用担当者から自然と敬意を払われたり、「年上だからエラそうかも?」と思われたりすることがある。
勝手にエラそうだと思われるのはバイアス以外の何でもなく、迷惑な話だと思う中高年もいるだろう。が、実際にそうした感覚を持つ若手は少なくない。筆者自身、最初に中高年を採用するまでは、「頑固かも?」「若手経営者の指示など聞いてくれないかも?」と思っていた。
そのため、面接に臨む中高年は、自身が思っている以上に謙虚な姿勢を心がけたほうが採用されやすい。
では、面接の際に中高年がエラそうだと思われないために、具体的にどんなことに気をつければ良いのか、製造業の技術者で管理職経験もある伊藤さん(仮名・68歳)の事例を基に解説しよう。







