モードの切り替えを意識して心を軽くする

このように、脳には2つのモードがあると認識しておくことがとても大切です。

「今、ぼんやり考え事をしていて、頭がお暇(デフォルトモードネットワーク)になっているな」と自覚したら、「じゃあ、これから料理を作ろう」「溜まっていた仕事を片づけよう」と、意図的に課題を与えてみてください。

このようにタスクポジティブネットワークへ切り替えてあげることで、上手に脳の疲れを逃がしたり、ネガティブな気持ちになりすぎるのを防いだりすることができます。

デフォルトモードネットワークのメリットと上手な使い方

では、デフォルトモードネットワークはネガティブになりやすく疲れやすいからダメなのかと言うと、決してそうではありません。例えば、新しいアイデアを思いつく時や、自分の立ち位置・今後のことを振り返る時は、このぼんやりと考えている状態が一番良い発想を生み出しやすいのです。

ただ、そのモードをひたすら続けていると、嫌なことを考え始めたり、脳が疲れたりしてしまいます。そのため、考え事をして疲れてきたら、タスクポジティブモードに切り替えるという「上手な使い分け」が重要になります。

ちなみに私自身も、原稿のアイデアや新しい企画を考える時は、意図的に「頭をお暇」にして(デフォルトモードにして)考えるようにしています。しかし、それが長引いて過去の反省会が始まったり、答えの出ない未来の不安で心がざわざわしてきたりしたら、すぐにタスクポジティブモードに切り替えます

「散歩に行こう」「買い物に行こう」「本を読もう」と課題を作り、歩くことや読むことに集中することで、うまく頭を切り替えているのです。

まとめ:どちらのモードも大切に!

2つのモードはどちらも非常に大切なものです。しかし、デフォルトモードネットワークのまま、1人でくよくよと考え事をするのを放置していると、常にネガティブな思考で頭がいっぱいになり、しんどくなってしまいます

心がざわざわしてきたら、うまく「タスク(やるべき課題)」を取り入れて、意識的にモードの切り替えを進めていくことが、日々を快適に過ごすための鍵になると思います。