“日常の足”として、どう整えていくか。「フューチャースタンダードEV」という言葉が、腑に落ちてきました。未来っぽさを誇示するのではなく、未来のクルマを普通に扱えるようにする。そのために、1万分の1秒単位でトルクを整えている。
普通にするための努力が、まったく普通ではありません。
このお話は次週に続きます。お楽しみに!
リーフは「世界初の量産型EV」なのか?
こんにちは、AD高橋です。
先週お届けしたリーフ試乗編の原稿内に、フェルさんのこんな発言がありました。
「ところでリーフは世界初の量産型EVなのか」
フェルさんも書いていたように、正解は「否」。リーフは世界初の量産EVではありません。初代リーフが発売された前年に三菱がi-MiEVを発売。さらに歴史を紐解くと、さまざまなEVが世に送り出されているのです。
EVの歴史は19世紀に始まった
アメリカ・エネルギー省のWEBサイトによると、19世紀初頭にはハンガリー、オランダ、アメリカで最初の小型電気自動車がいくつか開発されていたと言います。自動車の黎明期は、さまざまなパワートレインが採用され、その結果自動車に適したパワートレインとしてエンジンが生き残ったのでしょう。
日本でも1900年代初頭から電気自動車の開発が行われていたそうですが、大きく注目されたのは戦後のこと。当時はガソリンの入手が困難だったことに加え、敗戦後すぐで工場が稼働していないことから電力に余裕があった時代。そのため電気自動車への注目が高まり、いくつかの会社が開発に乗り出しました。
「たま電気自動車」~日産のルーツが生んだ戦後のEV
そして1947年、後に日産と合併するプリンス自動車工業の前身である東京電気自動車が「たま電気自動車」を発売しました。たまは発売翌年に行われた政府主催の性能試験でカタログ値を上回る航続距離96km、最高速度35km/hを記録。その性能の高さが評価され、タクシーとしての需要が高かったそうです。







