「切り替えが早い子」は何が違う?
親が気をつけるべき「2つのポイント」

 中学受験に挑戦すると、誰しもうまくいかないタイミングがあるはずです。そんな時、メンタルの強い子は気持ちの切り替えが上手です。

 テストで失敗した時の落ち込んだ気持ち、怒られた時のいやな気持ちなどは、できるだけ早く忘れて気持ちを切り替えることが必要です。

 入試本番で最初の科目の出来を引きずって、次の科目を受けるようでは良い結果が生まれません。最初の入試結果が振るわなかった時にも、切り替えて目の前の入試に集中する必要があります。

 では、この切り替える能力を伸ばすにはどうすればいいのでしょうか。ポイントは二つあります。

(1)良くない模試結果が出た時に、振り返りは短時間で行い、次の試験の準備に向かわせること(長時間怒っても効果は、変わりません)

(2)何か注意しなくてはいけないことが起きた時に、「あんた、前も同じ失敗したよね」と過去に遡って叱らないこと

 この2点から、始めるだけでも良いと思います。

「睡眠」と「息抜き」の時間を確保する
勉強が苦行にならないように

 最後に、今日からすぐ実践できることをお伝えします。それは、「子どもの睡眠時間の確保」です。

 睡眠を削ると、集中力、注意力、判断力、記憶力、作業力など、ほとんど全ての脳機能が低下することが明らかになっています。

 合わせて、「気分転換」「息抜き」「娯楽」も必須です。

 ほんの数日(数時間)、勉強から離れることに罪悪感を持つ必要はありません。「やらされ勉強」は苦行につながり、かえって学習効果を下げているのではと思います。

 これから夏に向けて、「夏期講習」という大きなイベントがありますが、肩の力を抜いて、お子さんが「明るく」学習するような働きかけをお願いいたします。その働きかけは、秋に大きな実となることと思います。