そこで「自分の見え方やとらえ方にも何か原因があるのかもしれない」という問いが生まれると違います。

 その問いが、自動的に人生がうまくいくためのスタート地点です。

 最初は「自分を変えるなんて大変だ」「相手が悪いのになんで自分が変わらなきゃいけないんだ」と思うかもしれません。

 でも、実際に自分が変わって、世界が変わりだすと、

「自分しだいで見え方が変わって世界が変わるなんて、こんなイージーなことはない」

「こんな攻略法があるなんて、なんで誰も教えてくれなかったんだ」

「自分を変えられるのは、なんてハッピーなんだ」

 と思えるかもしれません。

自動思考をすぐに確定せず
いったん立ち止まってみる

 時にネガティブな自動思考が暴走して、あっというまに、悪い場所まで行ってしまうことがあります。

・会議で自分の発言のあと、少し沈黙ができたケースなら、
→「変なこと言った?」「みんな内心引いてる」「私、ここにいないほうがいいのかも」と思考が否定方向に暴走しだして「もう二度と会議で発言しないでおこう」という信念にまで行きつく

・職場でみんなが楽しそうに雑談しているのを見て、
→「話しかけづらい人だと思われてるのかな」「嫌われてるかも」「この職場に居場所がない」と苦しくなってきて、「会社に行きたくない」となり、「会社を休む」という行動に行きつく

 このように、ネガティブな自動思考にまかせていると、自動モードに乗って現実にそぐわない、悪い結果を招きそうな生産性のない行動をとってしまいます。

 だから、重要なことは、ピュンと浮かんだ自動思考を「はい、確定」と採用せずに「ちょっと待って?」と一度立ち止まれるかどうかです。

 その後、その自動思考を分析したり、検証できるかどうかも大事ですが、それは次のステップとして置いておきます。

 猛スピードで浮かんだ自動思考は、あくまで「仮説」。脳がとりあえず投げてきた、暫定案のようなものです。