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仕事で大きなミスをしたり、家庭内のトラブルが続いたりすると、人生そのものが投げやりになってしまう。しかし、そんなピンチを乗り越えられる人は共通した習慣を持っているという。世界中の何千人もの人々にコーチングを行ってきた筆者が、苦境に立ち向かうための思考法を指南する。※本稿は、作家のゲイリー・ジョン・ビショップ著、高崎拓哉訳『あなたはあなたが使っている言葉でできている』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。
些細なイヤなことが
人生全体を蝕んでいく
ちょっとしたイヤな気分や軽い敗北感は、生きていれば普通に味わうものだ。何をやってもうまくいかず、あきらめるつもりはないけれど(ときにはあきらめることもあるが)、間違いなくつらいときは必ずある。
大きな問題に見舞われるときもある。仕事をクビになったり、離婚届を出されたり、車で事故に遭ったり、その3つが同時にやって来たり。お守りを持っているだけではどうにもならない出来事が人生では起こる。
そこまで深刻ではないものもある。お気に入りのシャツをなくしたり、メガネが割れたり、犬があなた宛ての手紙で遊んだり。夜あまり眠れない人もいるかもしれない。料理を焦がしてしまった人もいるだろう。
そして、ネガティブな体験はたいてい1つの問題で終わらない。問題は拡散する。毒ガスのように、人生のあらゆる側面へにじみ出していく。
お金の問題を抱えている人は、意識的か無意識かは別にして、食事がストレスになる。つまり食事を楽しめない。家族にイライラすることも多くなる。パートナーに腹が立ち、子どもを避けるようになる。犬が吠えたり、ご近所が騒がしくしたりすればむしゃくしゃする。渋滞や行列のような小さなことにも我慢できなくなる。







