たとえば、宿題をしなくてイライラするのであれば、その子にとっては宿題の負荷が大きすぎるのかもしれません。だとしたら、学校に相談する必要があります。
あるいは、毎日脱ぎ散らかしたりやりっぱなしだったりするのであれば、どこになにを片付けるのかがわかりづらかったり、動線がよくなかったりするのかもしれません。だとしたら、家の仕組みを変える必要があります。
そんなふうに、ひとつ上の場所から俯瞰してみるんですね。おとななら二、三度注意したら改善できるかもしれないけれど、子どもの脳は発展途上。おとなと同じように扱うと「どうしてできないの?」と思ってしまいますが、そうではなく、「まだ子どもだし、できなくても仕方がない!楽しく生きてるだけで100点!」とポジティブにあきらめる。あるいは「できるようにお膳立てする」イメージがいいでしょう。
「今日は叱らない」を
トライするのもおすすめ
また、「今日は叱らないぞ」と決め、トライしてみるのもおすすめです。この際、子どもが不審に思わないよう、「今日は叱らない日にするね。どちらがいいかやってみよう!」と宣言するといいでしょう。
『「幸せそう」にならなくて大丈夫』(精神科医さわ、光文社)
もし、叱らなくても問題がなさそうだったり、叱らないほうが親子関係にいい影響がありそうだったら、もう少し継続してみる。ちょっとしたお試し期間です。
ちなみに私は、子どもたちをほぼ叱らずに子育てをしています。基本的に、叱ることにあまり意味がないと考えています。細かいことは口うるさく言わない。言いたいことがあったらことばで伝える。伝わらなかったらあきらめる。ただし、そんな環境のせいか下の子は学校の怖い先生にストレスを感じてしまうこともあり、叱らなすぎるのも考えものだな……と思ったり。
このように、私自身も完璧な答えを持っていたり、100点の子育てができていたりするわけではありません。でも、叱ることって親にも子にもストレスです。子どもの自己肯定感を育んでいくためにも、叱らずにすむ方法を探っていけたらいいですよね。







