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初対面の相手との会話で不安や恥ずかしさを感じてしまい、うまくコミュニケーションが取れなくなる「人見知り」。子どもの時だけでなく、社会人になってもなお悩んでいる人も多いのではないだろうか。なぜ人見知りになるのか、そして改善の方法はあるのか、専門家に聞いた。(清談社 沖 美魅)
知らない人が怖いのは
本能的に正しい
見知らぬ人に対して不安を感じる「人見知り」。子どもに使われるイメージの多い言葉だが、大人になっても自虐的に使うケースもある。「大人の人見知り」とはどのような状態を指すのか。精神科医で千葉大学大学院医学研究院教授の清水栄司氏に話を聞いた。
「もともと、人見知りとは赤ちゃんや子どもに対して使われる言葉。生後6カ月~9カ月の頃に始まって、親とそれ以外の人を区別できるようになる発達段階です。“人見知り期”とも言いますが、自分を守って愛してくれる親と、危険な敵の可能性がある親以外の人間を見分けて怖がるのは、生存本能としてとても大切な反応です」
しかし、子どもの人見知りは大抵2歳前後で落ち着くと言われている。では、なぜ大人になっても「知らない人が怖い」と感じてしまうのだろうか。
「大人の人見知りのメカニズムも基本的には赤ちゃんの本能と同じです。原始人の頃を例にすると、味方の部族と敵の部族がいたとして、敵の部族に出会ったら殺されてしまう危険がありますよね。なので、大人にとっても相手が知っている人か知らない人かというのは非常に大切。知らない人に対して不安や恐怖を感じるのは正しいんです。ただ、大人の場合は知らない相手と仲良くなることで危害を加えられるのを回避する方法もある。その選択をしているのが、いわゆる社交的な人たちです」







