具体的な対処法:流れをぶった切り「暖簾に腕押し」で対応する
では、具体的にどうすればいいのでしょうか? 基本的には、すべて「そうなんですね」と笑顔で頷く程度にとどめ、特別なリアクションはしないことです。
会話の中で、相手が「何かしてほしそうなオーラ」を出してくるタイミングがあると思います。気の弱い人は、その空気に負けて、言いたくもないのに「じゃあ、◯◯しましょうか」と助け船を出してしまいがちです。すると相手は「よっしゃ!」となり、さらに面倒なことになります。
ですから、その流れはすべてぶった切ってください。ニコニコしながら「そうなんですね」と言った後、おそらく沈黙が訪れますが、沈黙は成功の証です。沈黙を破るためにこちらから助け船を出す必要は全くありません。そのまま終わらせるか、面倒だと思ったら「トイレに行く」「忙しいふりをして自動販売機に行く」など、理由をつけてその場を立ち去ってしまいましょう。
一番良いのは「暖簾(のれん)に腕押し」の態度です。ニコニコして「はいはい」と聞いているけれど、結局は何一つ相手の思い通りにならない、というスタンスです。
「鉄板」ではなく「暖簾」になるメリット
面倒な人に対して、不満を溜め込んでガチで喧嘩をしてしまう人がいます。しかし、まともに反論したり怒ったりするのは「鉄板に腕押し」の状態です。相手が圧力をかけてきたときに鉄板で跳ね返すと、お互いに怪我をして痛い思いをしますし、常に心を硬く防御しておかなければならないため、お得ではありません。
一方「暖簾」であれば、相手が圧力をかけてきてもスッと受け流せます。こちらはダメージを受けませんし、相手も無駄なエネルギーを使うだけで怪我はしません。毎回相手にせず、スッと素通りさせる態度が大切です。
結果として、相手から「あの人はちょっと話が通じない」と言われるかもしれませんが、それはそれで「しめたもの」です。そもそも面倒な絡みをしてくる相手が悪いのですから。「こいつはのらりくらりとしていて、何を言ってもダメだ」と思わせることこそが、面倒な人に対する正しい対処法です。




