高速道路での速度違反を避ける
最良の方法とは?

 ドライバーが摘発を避ける最良の方法は「いま走っている道路の制限速度をきちんと把握し、その速度以下で走ること」です。

 高速道路の制限速度は時速100キロが原則ですが、一部に時速120キロの区間もあります。さらにカーブが多い区間では時速80キロ、片側1車線の場合は時速70~80キロと、制限速度は区間の道路状況によっても変わります。特に「圏央道」などでは、区間によって制限速度が細かく変わるため注意が必要です。

油断してた…高速道路で「一発免停」「反則金3万5000円」の対象になるウッカリ交通違反写真はイメージです Photo:PIXTA

 本来であれば、これらをしっかりと確認した上で走行すれば、速度違反で摘発される心配はありません。

 しかし、現代のクルマは性能が進化しているため、アクセルを踏み込めば、あっという間に時速100キロに到達します。時速120キロに達することも容易です。そのため、ドライバー本人にその意図がなくても、ついうっかり制限速度を超えることがあるのです。

 予防策として有効なのが、運転支援システム「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」の活用です。ACCは、あらかじめ設定した速度で定速走行しながら、先行車との車間距離を自動調整し、速度をコントロールするシステム。主に高速道路での使用を想定したもので、近年は乗用車への標準搭載が進んでいます。

 ACCの上限速度を前もって高速道路の制限速度に合わせておけば、“うっかりミス”による速度超過や車間距離の詰めすぎを防止できます。

 本稿で紹介した内容は、特別な運転技術ではありません。「きちんと周囲を確認する」「運転に集中する」「交通ルールを守って走る」など、誰にでもできる基礎的なテクニックになります。

 この記事が皆さんの安全運転に役立ち、夏のドライブが楽しい思い出になることを願います。