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石川県でエスカレーター校を展開する北陸学院が大ピンチだ。北陸学院大学を擁する学校法人に何が起こっているのか。連載『教育・受験 最前線』では、連載内特集『エスカレーター校 クライシス2』をお届けする。#34では、石川県、福井県を拠点にエスカレーター校を運営する3学校法人についてダイヤモンド編集部独自の「裏成績表」を公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)
北陸学院大学が
「修学支援新制度」の対象外に
中学校や高校から大学まで展開し一貫教育を施すエスカレーター校として、石川県には金沢星稜大学を擁する稲置学園、北陸学院大学を擁する北陸学院、福井県には福井工業大学を擁する金井学園がある。
少子化が加速して学校淘汰時代に突入し、エスカレーター校は厳しい経営環境にある。3学校法人のうち、とりわけ大学運営で苦境に立たされているのが、北陸学院だ。北陸学院大は2025年3月末、国が設けた「高等教育の修学支援新制度」の対象から外されてしまった。
修学支援新制度は家庭の世帯収入などに応じて学生に返済不要な給付型奨学金を支給したり授業料などを減免したりするもので、学生は大半の大学で利用できる。しかし、定員充足状況や財務面で要件を満たせない大学は制度の対象から外される。対象外になった大学は、学生がさらに集まりにくくなってしまう。当該の大学を運営する学校法人は続々と、大学運営から撤退している(本特集#11『消滅の瀬戸際に立つ大学がズラリ!3年連続で「大幅定員割れ」した30校の実名リストを大公開!!』参照)。
こうした問題をあらわにするのが経営データだ。
ダイヤモンド編集部では、大学を擁するエスカレーター校を運営する学校法人を対象に、経営データを軸に5項目を5段階で評価する独自の「裏成績表」を作成した。今回は、石川、福井を拠点にエスカレーター校を展開する3学校法人に焦点を当てた。
次ページでは、稲置学園、北陸学院、金井学園の裏成績表を公開する。北陸学院は大ピンチだ。







