日本企業の「会議のムダ」が
なかなか改善されないワケ
「日本企業にはムダな会議が多い」とは昔から言われていることですが、いつになっても改善されません。なぜか? それは「会議でしたほうがいいこと」を理解していないからだと僕は考えています。
たとえば、ビジネスパーソンにとって「報連相」はおなじみですね。この「報告」に使うレポートに膨大な作業が発生していたり、「連絡」を対面で行ったりすることで時間を浪費している傾向があるのです。
考えてみれば「報告」と「連絡」は過去から現在までのすでに起きたことについての話なので、本来はITツールを用いて自動化し効率化できるはず。
データは「見ればわかる」ものです。それをわざわざ時間を使って、人を集めて報告させることにまったく意味はありません。また、出席者は会議のために移動しなければなりません。コロナ禍以降、かなり考え方に変化は出ているようですが、ビジネスにおいて移動時間は何も生み出さないので、これもまたムダなものです。
つまり、会議という立派な名目で、報告というムダなことをさせ、さらに移動という時間のムダまで発生させている。連絡は今ならチャットツールを使えば十分で、電話する必要すらありません。
おそらくは「目上の人に直接会わずに報告や連絡をするのは失礼だ」という意識が広く強く共有されているため、利益を度外視してまでムダな時間をかけてしまうのでしょう。







