直美の恋とお仕事

 シマケンとりんの関係が進展してないなか、直美は時々土曜日に小川と会っていた。

「土曜日だけは時々休む」と、しのぶ(木越明)にからかわれる直美。

 それを聞いたりんは、土曜日から5日程度の泊まり込み案件を自分がやると買って出る。

 いきなり、5日間程度の泊まり込み。でも、滞りなく進む。夕飯まで作るサービスもはじめたようだ。

 りんに任せて、直美は小川と甘味屋でデート。

 この1年、仕事がとっても忙しかった直美だが、小川との時間を大切にする。仕事と恋(?)の両立を図っていたようだ。

 でも今日の話題はりんのことで、小川は「直美さんの大好きなりんさんに、いつかお会いしてみたいものです」と言う。

 え、病院で1回も顔を合わせたことはなかったのか。あんなに誰彼と出会ってしまう狭い病院で(本当は広くて大きな病院だと思うが)。

 大好きというか「家族、なんで」と直美。もうすっかり「家族」として馴染んでいる。バディー=相棒とかではなく「家族」になっている。

 帰り、直美が履いていた草履の鼻緒が切れ、小川が直そうとして壊す。

 おんぶして送ることに。大変ベタな展開である。まさか、小川はわざと壊した? いや、そんな策士ではない人だと思う。

 ロマンチックと思ったが、家の木戸を開けるとき、90度に小川が折れ曲がり、背中の直美も角度が変わるのがちょっとコミカルだった。

 ロマンチックは縁側におろしてからだ。

 みつめあうふたり。

 小川はちょっと目が泳いで、でも何も言えず。

「では、また次の土曜日に」と敬礼して帰っていく。

 見送る直美の表情は、以前までのキツイ目つきではなく、とろんとしている感じ。

 りんのことを心配している場合じゃない。

 今週は、直美の恋とお仕事の週になりそうだ。

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