「整備工場の信頼性」を
見極める質問とは?
最後に気を付けたいのが、単なる部品の取り換えではなく、本格的な修理が必要と判断された場合です。
というのも、最近のガソリンスタンドには、修理工場を併設し、本格的な点検や修理を請け負っているところがあります。
そこで注意してもらいたいのが、併設工場が「国の認証を受けた整備工場」(認証工場)であるかどうかです。
ブレーキパッド交換や自動ブレーキ用カメラの調整など、クルマの安全性を左右する重要な部品の整備は、国の制度で「特定整備」と呼ばれます。これらは原則として、地方運輸局長の認証を受けた「認証工場」しか実施できない決まりになっています。
認証を受けていない工場が、勝手に特定整備を行った場合は「違法整備」に該当します。
しかし近年は、認証工場ではないにもかかわらず、利用者にそのことを周知していない工場も存在するようです。
例えば、国土交通省の調査(2020年10月発表)では「認証工場以外で車検を受けたユーザーの5割が、認証工場に依頼したと誤認していた」という結果が出ています。
もちろん、ガソリンスタンドに併設されている工場の全てに問題があるわけではありません。技術力が高く、良心的な工場も多いでしょう。
ですが、万が一のケースへの備えとして、重要な部品の交換・整備を任せる際は、その工場が「認証工場」であるかをチェックしてください。
よく分からない場合は、ガソリンスタンドのスタッフに「認証工場で作業してもらえますか?」と確認してみましょう。あいまいな答えであれば、すぐには依頼せず、後で調べてから判断するのが正解です。
ガソリンスタンドでの点検は便利ではあるものの、不要な修理や交換を避けるためには、慎重に検討することが重要です。
写真はイメージです Photo:PIXTA








