その関係を続ける価値と
批判の裏の意図を考える

(2)この友情または関係の価値を問う

 人間関係について自分自身にいくつか質問します。自分と関係があり、もっと深く知りたいと思う人全員の名前を書き出してみます。

 それから、自分に問いかけます。

「この人は私にとってどういう存在か?この人との関係はどういうものか?この人はネガティブか?意味もなく、あるいは相手がこちらに何かを求めているという理由で、一緒に過ごすことはどれほど頻繁にあるか?」

 こうした質問に対する答えにびっくりさせられるかもしれないし、とっくに承知しているかもしれません。

 いずれにせよ、答えをみちびきだせば、この関係を育む価値があるのか、もしくは関係を完全に断ち切るべきなのかを判断できます。

(3)自分が個人的に攻撃されていると感じても、個人的に受け取らない

 ネガティブな人に何かを言われたとしても、相手がむしゃくしゃしていた、その人ならではの意見がある、偏見がある、あなたを助けたいと考えている、などの理由があるのかもしれません。

 しかし、助言の裏の意図を常に考え、会話について自分がどう感じるかに気を配ります。

 何かをしたほうがいいとアドバイスをくれる人は、あなたのニーズを心から気にかけているのでしょうか?それとも、あなたが何をして何をすべきでないかについて意見しているにすぎないのでしょうか?

 ポジティブな人は他者の発言をあっさりと受け止めます。自分にとって正しいことをする自信があるからです。声色ではなく、相手の言葉に注意を払い、その裏の意図を理解しましょう。

会話はできるだけ簡潔に
反応するより行動する

(4)簡潔に伝える

 明快で簡潔な会話を心がけます。やさしくすることや、正確であることは重視しなくてけっこうです。

 しゃべればしゃべるほど話が逸れて、必要ないことに言及し、感情が湧き上がるのを抑えられなくなります。

 簡潔で的を射た会話に終始すれば、それほど感情を揺さぶられることはありません。

 自分が言いたいことをきちんと把握するのが重要です。自分で話すときには、明確に問題を述べてから、解決策を提供します。

 率直だと思われてもいいのです。

 率直であるということは、失礼や無礼とは違います。直球のアプローチなら、すばやく物事をまとめることができます。

(5)反応するのではなく行動する

 自分が作ったリストを見ていると、ポジティブな考え方ができなくて苦労しているのが誰かわかるはずです。その知識をもとに、その人と次に会うときは意図的にポジティブな雰囲気を作り出し、ネガティブ思考が忍び込む機会を与えないようにしましょう。

 尊敬できるところを伝えて相手の気持ちを盛り上げたり褒めたりしてください。そうすれば相手の心が和らぎ、今後あなたと一緒に過ごすときにどう接すればいいのか、理解できるようになります。