あなたは誰かの
「問題解決係」ではない

(6)関係性の現実を把握する

 私たちは、自分の視点を他者に強制しようとしていることがよくあります。助言してもそれを受け取ってもらえなかった場合、しょげたり、怒ったり、動揺したりします。

 ネガティブな人に対処するときは、その関係の現実と、彼ら自身の現実について考えましょう。なぜ相手はネガティブなのでしょうか?自らの平静を保ったまま、相手がポジティブに考えられるように手助けする方法はあるでしょうか?

 考えた後で休憩します。ネガティブな人に短時間だけ会って、この関係性の現実に関する視点を変えます。

 まず「友人のためにできることは、ありのままの相手を愛することだけ。必要なときは助けるけれど、相手が変化を受け入れたくないなら、私は自分にとって最善なことをしなければならない。そうしつつ、相手のニーズを理解することは可能だ」と自分に言い聞かせます。

『「考えすぎてしまう」が一瞬で消える法』書影「考えすぎてしまう」が一瞬で消える法』(チェイス・ヒル、スコット・シャープ著、山口真果訳、SBクリエイティブ)

(7)あなたはみんなの問題解決係ではない

「助けを求めていない人を助けることはできない」という格言があります。

 変わりたくないと考えているネガティブな人を助けようとしてエネルギーを無駄にするより、その事実を受け止めましょう。

 コントロールできないことを手放すのも、過度な心配を乗り越えるための一歩です。ですから、相手がネガティブであり続けるなら、相手の問題を解決する義務はないのだと自分に言い聞かせます。

 その人と友人なのは、あなたがその人のそばにいることを選んだからです。決別するときを迎えたなら、決別すればいいのです。罪悪感を抱く必要はありません。