取引社数の増加率はネット銀行の「独壇場」

 金融機関(単体)のメインバンク取引社数ランキングでは、トップ10は3メガに次いで、4位りそな銀行4万1025社、5位北洋銀行2万8690社の順で、6位は前年から1ランクアップした福岡銀行2万4657社、7位に千葉銀行2万4264社、8位に西日本シティ銀行2万2286社、9位に埼玉りそな銀行2万404社、10位に横浜銀行1万9964社だった。

 取引社数トップ10で、増加率に変化が起きている。取引先数は、3メガでは三井住友銀行だけが増加し、4位以下では10位の横浜銀行が2社減、残る6行が増加した。

 増加率トップは福岡銀行の6.2%増だったが、2位に同じ福岡県の西日本シティ銀行が3.4%増で続く。この2行が増加率3%以上で、3位の埼玉りそな銀行は1.6%増だった。

 取引社数が500社以上の増加率ランキングはネット銀行が強い。3年連続トップのGMOあおぞらネット銀行は64.3%増。2位は住信SBIネット銀行から商号変更したドコモSMTBネット銀行の37.7%増、3位はPayPay銀行の12.9%増、4位は楽天銀行の12.4%増とネット銀行が上位を独占する。利便性や効率性、コストパフォーマンスに優れ、業績や資産の有無など金融機関の常識にとらわれないネット銀行がメインバンクに選ばれていることがわかる。