スキマバイトではタイミーやシェアフルなどのアプリ運営会社はマッチングサービスを提供するだけであり、トラブルに対する責任を負うのは求人企業になります。

 そこでトラブルが起こったら求人企業と労働者の間で解決していかなければなりません。

 アプリ運営会社のなかにはアプリ内に問い合わせフォームやサポート窓口を開設しているところがあります。

 まず、そのような窓口に申請しましょう。問い合わせフォームなどにトラブルが起こった就業先、日時、詳細を記入して送信します。

 アプリ運営会社はトラブルのあった求人企業のアカウント停止やアプリからの除外(掲載停止)といった措置を取ることもあります。

 しかし、このような措置は法律上の義務ではなく、あくまでもアプリ運営会社がサービスとしてやっているにすぎません。

 求人企業本社の人事労務部やカスタマーサポート、コンプライアンス部門などに直接連絡して、本社からトラブル先に注意喚起してもらう方法もあります。

 企業側がまったく対応しない場合には国の労働相談窓口、実際に働いた店舗や会社がある各都道府県の労働局や労働基準監督署にある総合労働相談コーナーに訴えましょう。

トラブル例1 マッチング後に仕事が
キャンセルになったらどうする?

《軽作業のスキマバイトに応募し、マッチング後、採用になりました。しかし、前日になって「軽作業が終了してしまったので明日の仕事はキャンセルしてください」とショートメッセージで連絡がきました。バイト代をあてにしていたので困っています。相手の都合でキャンセルされたのだから、賃金相当額をもらえないでしょうか?》

 スキマバイトはマッチングした時点で仕事先の企業と内定(労働契約)が成立しています。ですから、相手の都合によるキャンセルはできません。

 このようなケースでは本来、働いていたら支払われた賃金を支払う義務が企業にはあります。仕事先の企業に請求しましょう。