道幅の狭い「生活道路」は
油断するドライバーの温床!?

 三つ目は、道幅の狭い「生活道路」です。

 こうした道路は、地域住民が日常生活で使用します。子供たちが登下校する時間帯には「スクールゾーン」として一般車両の進入が禁止されるなど、各種規制が設けられていることもあります。

 しかし、日頃から生活道路を使い慣れている人ほど、規制を知っているはずなのに、先を急ぐ気持ちから「少しくらいならいいか」「警察は取り締まりをしていないだろう」と油断してしまうことがあります。

 一方、「通りがかりの車」が渋滞回避などの目的で生活道路を使う場合は、不慣れなルートにもかかわらず「たぶん大丈夫だろう」と甘く見て、時間規制や通行規制を示す標識を見落とすことがあります。

 このような生活道路をめぐっては、2026年9月1日から法定速度の原則が「時速60キロ」から「時速30キロ」に引き下げられたのも記憶に新しいところです。

「Uターン禁止」「追い越し禁止」の場所も
取り締まりの定番スポット

 一連の「油断が生まれやすい場所」は、当然ながら、警察にとっては取り締まりを行うべき要注意エリアとなります。

 先ほど述べた三か所のほかには、「Uターン禁止」の場所や、交通量が多い「追い越し禁止」の場所も取り締まりの定番スポットです。

 意外と知られていないのが、商店街や駅前といった、時間帯によって通行禁止などの規制が変わるエリアです。

「早朝はここを通って大丈夫だった」という記憶のまま昼間や夕方に通行してしまい、規制が切り替わっていたことに気づかず違反になるケースは非常に多く見られます。時間指定の標識は見落とされやすいからこそ、警察も重点的にチェックするのです。