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トランプは中間選挙で本当に負けるのか?
「トランプ大統領が1期目の2028年の中間選挙を思い出してほしい。政権与党の共和党が負けると言われ、下院は民主党に41議席奪われたものの、上院は2議席増やした」
「今回、上下両院とも、トランプ氏の共和党は過半数割れで敗北し、議会はともにブルー(民主党のイメージカラー)になるという見方が多いが、上院は本当にわからない。レッド(共和党のイメージカラー)のままかもしれない」
在ワシントンDCのシンクタンクの研究員から届いたメールを要約すると、上記のようになる。
物価高、長期化するイランとの戦争によるガソリン価格の高騰、そして、トランプ政権が全米各地で建設を進めようとしているAIデータセンターへの不満から、トランプ氏への支持率は30%台前半まで急降下している。
中間選挙は、大統領の4年の任期のちょうど中間に行われる議会選挙だ。今回は11月3日が投開票日で、下院435議席すべてと上院(100議席)の約3分の1が改選される。
現在は、ホワイトハウスも上下両院も共和党が握る「トリプルレッド」の状態だ。そして、現段階で言えば、筆者はまだ「上下両院ともにトランプ氏の共和党は大敗する」という見方に与することはできない。
その理由は極めて単純だ。トランプ氏による強引な政治手法が批判を招けば招くほど、キリスト教福音派、もっと言えばMAGA(トランプ氏のMake America Great Againを信奉する岩盤支持層)と呼ばれる人々は確実に投票に行き、民主党支持者の自宅にも戸別訪問に赴くからである。
また、岩盤支持層ではないものの「どちらかといえばトランプ氏を支持する」という人々は、メディアや調査機関の取材に「共和党候補に投票する」とは言わない。今もなお「隠れトランプ」は少なくないと考えるからだ。
2016年の大統領選挙でヒラリー・クリントン氏の優勢が伝えられ、2024年の大統領選挙でもカマラ・ハリス氏の勝利を予想するメディアが多かったように、読み切れないのが今のアメリカの選挙だ。







