清水克彦
自民大敗で「辞めろコール」続出の石破首相、それでも退かない納得のワケとは
「今、最も大切なことは、国政に停滞を招かないこと。比較第一党としての責任を果たしていかねばならない」これは、自民党と公明党が大敗を喫した参議院選挙(以下、参院選)から一夜明けた7月21日、石破茂首相が自民党総裁としての記者会見で語った言葉だ。振り返れば、石破首相は、2007年7月、改選議席64から37と27議席も激減させた当時の総裁、安倍晋三首相に「なぜ続投するのか?」と辞任を迫っている。それから18年の歳月を経て同じ境遇となった今、続投宣言である。

「ただ“まめ”に接しただけで…」恋も仕事もうまくいく“距離感の法則”がすごい!
男女でのすれ違いや上司と部下間の距離感など、日々生きていると人間関係の悩みは尽きない。今回は、元報道番組プロデューサーが実践していた部下との距離感を縮める法則などを紹介していく。対人関係を深める心理学的アプローチと実践法とは。

悪評は良評の11倍拡散する?職場で生き抜くために知っておきたい3つの法則
いい噂は3人に、悪い噂は33人に伝わるという法則がある。これに限らず、職場の人間関係をよくする法則も発見されており、田中角栄や麻生太郎といった政治家も同様の手法を使っているのだとか。職場の人間関係に活用できる法則を紹介しよう。

意味を知ればゾッとする…習近平とプーチンが笑顔で握手、その裏で進む「台湾包囲」の新たな作戦
中国は、習近平総書記(国家主席)が5月7日、ロシアの「第2次世界大戦・対ドイツ戦争記念日」に合わせてモスクワ入りした。そして、さまざまなメディアで報道されているとおり、8日にはプーチン大統領と首脳会談、9日には軍事パレードをプーチン氏の隣で観覧する蜜月ぶりを見せた。

「あの人、昔はすごかったのに…」管理職になった瞬間に崩れていく“優秀な社員”の共通点とは?
優秀なはずだった社員が、管理職や経営陣になると「あれ?」という働きになるケースは会社において珍しくない。そんな「あるある」には、とある法則が隠されているのだ。会社に関係する法則を知って、自社の人材活用を見直すヒントを探ってみよう。

トランプ・ゼレンスキー会談の決裂で最も得をする「意外な国」とは?
日本時間の3月5日、アメリカのトランプ大統領が全米に向けて行った施政方針演説。前日、カナダとメキシコに25%の関税、そして中国に10%の追加関税を賦課したトランプ氏は、中国などを名指ししてこのようにうたい上げた。「我々が課しているより高い関税を課している。関税がアメリカの魂を守る」。

これはもう無理かも…石破政権を退陣に追い込む「政治とカネ」の新たな問題とは?
毎月上旬から中旬にかけて、大手メディアが弾き出す「内閣支持率調査」。筆者が「石破政権への支持率が何%くらいか」以上に注目しているのが、「石破政権を支持する」と答えた人たちの「石破政権を支持する理由」である。

「強すぎるトランプ政権」誕生で日本人の暮らしはどう変わる?「弱すぎる石破政権」との日米関係には不安しか…
「トランプ当確」が出た瞬間、筆者の脳裏をよぎったのは、「圧勝でトランプは強気になる」という思いと、「石破首相とトランプとの関係はうまくいかないだろう」という懸念であった。

石破首相「在庫一掃セール内閣」が残念すぎる…総選挙突入で懸念される「3つの不安」
石破内閣の顔ぶれがほぼ固まった9月29日、自民党所属の衆議院議員から聞こえてきたのは以下のような言葉である。

小泉進次郎氏が脱ポエムで「和製オバマ」に?「決選投票→首相誕生」シナリオが濃厚なワケ
「出馬会見、思った以上にインパクトがあったね。菅さんや菅さんに近い官僚が作ったものだとしても、若々しさだとか刷新感だとか、政策の実現性はともかく、予想以上だったよ」「誰に投票するか決めていない若手の議員は、あの記者会見を見て、心を動かされるかもしれませんね」。小泉進次郎元環境相(43)の出馬表明会見後、自民党内からは、さっそくこんな声が聞かれた。演説で、集まった聴衆に「明るい未来」を想像させるストーリーテリングの名手と言えば、アメリカのバラク・オバマ元大統領が代表格だ。

バイデン氏撤退なら「まさかの人物」が出馬?トランプ氏に圧勝できる人物の名前
筆者は今、11月5日に行われるアメリカ大統領選挙を現地で取材するため、どこへ行くべきかを決められずにいる。バイデン大統領(81)の選挙対策本部が置かれるデラウエア州ウィルミントンでその日を迎えるべきか、それとも、バイデン氏に代わる新たな候補者の地元で結果を待つべきか、不透明だからである。

「子どもが反抗期で対話できない」→超名門校の校長のアドバイスが納得感しかなかった!
子どもの教育で重要な家庭での親子の対話。これが、さまざまな能力を育むことは明らかだが、反抗期の子どもと話すことは容易ではない。そんな悩める保護者は、どのように子どもと接したらいいのか。子育てにおける「待つ心構え」と「聞く力」とは。本稿は、清水克彦著『2025年大学入試大改革 求められる「学力」をどう身につけるか』(平凡社新書)を一部抜粋・編集したものです。

MARCHクラスの受験生でも早慶を狙える!「下剋上入試」「ファストパスチケット」を使わなきゃ損なワケ
大学入試への知識が不足している学生や保護者、そして教師は意外に多い。特に地方であれば、都内私立大学の入試方法などの情報量は少なくなりがちだ。しかし、入試方法によっては、実力以上の学校に合格する「下克上」を果たせるという。本稿は、清水克彦著『2025年大学入試大改革 求められる「学力」をどう身につけるか』(平凡社新書)を一部抜粋・編集したものです。

「国家が婚姻を法的に制度化することについて意見を述べなさい」実際に出た大学の入試問題、あなたは解けますか?
国公立大学の二次試験や総合型選抜入試(旧AO入試)、学校推薦型入試では、課題を発見し解決策を問うような問題、いわゆるディベート型の試験が行われ始めている。これに必要な能力は、ロジカルシンキングとクリティカルシンキングであるが、鍛える方法はあるのだろうか。本稿は、清水克彦著『2025年大学入試大改革 求められる「学力」をどう身につけるか』(平凡社新書)を一部抜粋・編集したものです。

衆院補選全敗でも意欲満々の岸田首相「6月政局」に向けた“起死回生の策”とは?
「二階さんが東京・御茶ノ水の病院に緊急入院した。付き添ったのは側近の武田良太元総務相らしい」こんな情報が永田町からもたらされたのは、5月9日のことだ。二階氏は85歳。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、政治責任を理由に次期衆院選への不出馬を表明した直後の4月、心臓疾患で入院し、そのリハビリの過程で脳梗塞も併発したという。

「もし小池百合子が出馬したら…」自民党総裁選のシナリオ検証、“6月解散説”が急浮上するワケ
「トランプ大統領」が現実のものとなれば、アメリカ第一主義に戻る可能性が極めて高い。EUやNATOなどとの国際協調路線から180度転換した政策を打ち出すことは容易に想像できる。 そうなれば、日本にとっても、貿易や安全保障をはじめ、環境や半導体などを巡る面でも影響は避けられない。言い換えれば、「トランプ大統領」と親しく付き合いながらも、日本国民の生活に悪影響が出ないよう、はっきり物が言える首相は誰か、という点がかつてないほど重要になってくる。事実上、次の首相が決まる自民党総裁選挙は、今年9月に予定されている。

【台湾総統選・現地ルポ】選挙前夜15万人「反中集会」の熱狂、与党を勝利に導いた若い力
金融業界には「辰巳天井」という格言が存在する。「辰年」と「巳年」には株価が上昇するという意味だ。実際、証券ジャパンの調べでは、「辰年」の東証平均株価の上昇率は27.9%で、十二支の平均上昇率である11%を大きく上回っている。

自民・二階元幹事長が政局見据えて「意味深発言」、岸田首相が“詰んだ”といえる理由
「二階さんは、『徹底的にやる』と明言したらしい」(自民党二階派幹部)。こんな声が聞かれるようになったのは、11月中旬のことだ。この「徹底的にやる」とは、11月9日、自民党の二階俊博元幹事長が、菅義偉前首相や森山裕総務会長らと、東京・銀座の懐石料理店「川端」で会食した際、飛び出した言葉だ。

内閣改造で暗躍した2人のドン、「ドリル優子」起用の内幕とは?
岸田文雄首相が今回の自民党役員人事と内閣改造でこれらの課題に向け、まい進できるのか?と聞かれれば、その答えは「極めて難しい」と言うしかない。

6月29日、ホワイトハウスで記者会見に臨んだカリーヌ・ジャン=ピエール報道官は、バイデン大統領の健康問題について釈明に追われた。その前日、ホワイトハウスが、バイデン氏について、「睡眠時無呼吸症候群のため、治療機器であるCPAP(シーパップ)を使用している」と明らかにしたからだ。
