1人当たり名目GDPランキング
日本は12位→24位に転落
「6位転落」の要因は、円安によるドルベースGDP低下の影響なども含め、複合的だ。一方で、下にまとめたグラフを見てほしい。1人当たり名目GDPランキング(OECD加盟国)の推移は、2005年に12位だったのが、2024年には24位にまで落ちている。
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日本はこの問題に真正面から向き合っていないと思う。ひとりひとりの稼ぐ力が、他国に比べて伸び悩んでいる事実をどう考えるか?どうしたら上向くのか?これほど大事なテーマにコンセンサスがないし、そもそも議論もできていない。
社会全体で高齢化、労働人口減少なら、1人当たりの稼ぎを増やさなければいけない。とりわけ地方の商圏が減った分、どこかで増やさなくてはいけない。
ところが、そういう議論になっていない。その理由はいくつかあるだろう。ざっと箇条書きにすると下記の通り。
・労働時間が減っている
・日本では生産性の向上が、労働時間の減少と同義になっている
・付加価値の高い産業を伸ばせていない
・所得の伸び鈍化を補助金や給付金などで補っている
上記から、日本人ひとりひとりが「もっと稼がなければならない」という問題意識が起きにくい土壌になってはいないだろうか?
繰り返しになるが、日本全体のGDP伸び悩み要因が高齢化による廃業、労働人口減少であるならば、働き手1人当たりが生み出す付加価値を増やさなければ日本全体としてのGDPは伸びるはずがない。転落は当然だ。
では、なぜ日本人1人当たりGDPが24位にまで落ち込んでしまったのだろうか。







