そんな、スマホ通話の消極派からすれば、要件はメールかラインでお願いしたいと思うことでしょう。ところが、そんな流れに逆行する人がいます。それが、長年、携帯電話の通話機能を駆使して仕事をきた40代のビジネスパーソンです。

・直接、話をしたい
・メールを書くのがおっくう

 なため、極力、電話をかけて済ませてしまおうと彼らは考えます。ちなみに、そんな通話機能依存型の人の携帯にはメアドではなく、携帯番号がたくさん登録されています。

「なんで折り返しくれないんだよ!」
思わず呆れてしまった電話の内容とは

 さて、Fさんがお客様との打ち合わせを終えると、時刻は18時になっていました。気になって上司からメールがきていないか確認したところ、届いていません。おそらく要件は済んでしまったに違いないと判断して、行動スケジュールに「本日は直帰します」と書き込んで、渋谷に向かいました。19時から学生時代の友人たちと飲み会があったからです。当然ながら、懐かしい話に花が咲いて、終電近くまで盛り上がって、自宅に着いたのは午前0時をまわっていました。

 翌日、Fさんが出社すると上司のGさんが声をかけてきました。

「電話を何回もしたのだから、折り返しをくれないと困るよ」

 この指摘に対して、

「急ぎの件があればメールをいただければと送ったものは届いていなかったでしょうか」

 と切り返しました。これで業務上の失点はないはずと思ったのですが、

「留守番電話に、確認したいことがあるから何時でもいいから連絡をくれと、残したじゃないか」

 と切り返されてしまったのです。確かに留守番電話はあったのですが、確認していませんでした。そもそも、Fさんには留守番電話にメッセージを残す習慣がありません。緊張してうまくメッセージが残せないと思っているからです。