一方で、「人材の長期育成」ランキング上位のほとんどは、長い歴史を持つ日系企業になった。各企業の口コミ評価では、「人を大事にする」「従業員に優しい」「のんびりしている」といった言葉が頻出する。

「家族的な企業風土は昔から。営業でも、社内で競争するよりは、1人の得意先を皆で手伝う。チームワークで組織の目標を達成するという、いい意味での“日本らしさ”がある」。1位となったハウス食品の山本義夫・グループ本社広報・IR部参事役が語る同社の社風は、まさにその典型だろう。


消滅する職種、勝ち残る職種や
入ると損する悪い会社を徹底分析

『週刊ダイヤモンド』3月8日号の特集は「社員の本音47万件で評価 いい会社わるい会社」です。

「いい会社」に入るか、「わるい会社」に入るか。その究極の選択で、その後の人生は天と地ほど変わってきます。しかし、その見分け方は至難の業です。そこで本誌は大手口コミサイトと連携。47万件におよぶ社員の本音を基にして、公表数字から決してうかがい知ることのできなかった「本当にいい会社ランキング」をまとめました。

 さらに、オックスフォード大学が示したレポートを基にして、消滅する職業、勝ち残る職業全115種も紹介します。加えて、銀行、商社の審査担当者の間で必読となっている「危ない企業300社リスト」の責任者や、有名私大で指導にあたる経営学者に協力を仰いで、入ると損をする悪い会社・業界を徹底分析しました。

 いよいよ就職戦線が本格化しますが、この特集を参考にして、正しい会社選びを実践してもらえると幸いです。

(『週刊ダイヤモンド』副編集長 山口圭介)