Suica、PASMOを使った場合、
証拠がない場合はどうなる?

【Suica、PASMOを使った場合はどうなるのか?】
 交通機関系ICカード(Suica、PASMOなど)のチャージ料金はどうでしょうか?

 チャージした金額を経費に落としても、そのチャージ料金を何に使っているかはわかりません。交通費なのか、飲食費なのか、判別しようがないのです。やはり、支払ったときに証拠をもらって記録しておくのが好ましいです。

【証拠がない場合はどうなるのか?】
 領収書が発行されないもの(香典、お祝い金など)の場合はどうでしょうか。基本的には記録を残しておけば問題ありません。

 いわゆるお車代でお金を渡す場合も同様です。この記録について、「伝票を使いましょう」と言われていますが、別に伝票を使う必要はありません。Excelに入力して、プリントアウトしておけば大丈夫です。

【税務署が怪しむポイントとは?】
「領収書をもらい忘れた」「領収書が出てこなかった、なくした」などの場合は、その証拠を作っておきましょう。PCでも手書きでもかまいません。詳細な内容をメモとして残しておいて下さい。証拠能力は低くなりますが、みすみす経費にしない理由はありません。

 ただし、金額が大きい場合(だいたい1万円を超えるもの)や証拠がないものが頻繁にある場合は、税務署から疑われる可能性が高くなります。

(次回は、5月16日掲載予定です)


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